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4. 当社流、テナント物件の考え方

当社と致しましては、居抜き店舗であれば補修程度で済ませ、徹底的に手を加えないことが重要だと思います。
ある程度の造作工事を行えば、居抜きとしてのメリットは感じにくく、また、開業資金は抑えられるものの営業後に故障や前テナント内装業者の造作物の不具合、破損など多く見受けられます。
また当社は不動産業も行っておりますが、物件探しの際に、物件の情報がいつ頃出ているのか?更新されているのかという点も大きな確認ポイントだと思います。ずっと入居の無いテナントは賃料や視認性、間口など、何かしらの原因があり、良い物件は、高齢からの廃業や病気など理由が無い限り賃貸物件としてなかなか出回らないからです。そういう点を加味すると必然的に長く営業できている繁盛店付近を参考にすると良いかもしれません。

スケルトンの物件に関しましては、飲食店でも、喫茶、バー等の軽飲食と焼肉、らーめん店などの重飲食に分けられますが、その業種の可否が不動産業者としっかり確認できているかも物件探しには重要な事です。
また、居抜き物件やスケルトンの物件の両方に言えますが、既存のガス配管の管の太さや電気容量が足りているか、200Vの動力設備を使う場合には、建物内まで引き込まれているか?引き込まれていない場合その費用はどの程度か等、目に見えないインフラ設備が最も工事費用に影響の出る部分であります。

4. 当社流、テナント物件の考え方